2013年12月14日土曜日

What's AI of my small robot (2)

人工知能といっても、分かりにくいので何をターゲットにしているのか?

簡単に説明します。先の投稿でもルールベースと書きました。

一言でいえば、「ルールの自動生成」です。

ロボットは、Work Control Definition (WCD)によって、自分の作業を行います。

しかし、WCDには、制御の命令をすべて記述することはできません。

その場の情報を読み取り、その場にあった作業をしなければなりません。

また、不足しているデータを推測することが必要です。

それらは学習機能と呼ばれますが、実際はルールを作っている事に

他なりません。従って、ルールを自働生成する機能が開発できれば、

学習をすることができます。

学習とは、既存のルールに新たなルールを追加する事、

もしくは、既存ルールを破棄して、新たなルールを導入する事です。


このルールを自動生成することができれば、

ロボットは自律的に作業を行うことができます。

ただし、私のロボットの場合には、制約条件があります。

(1) 協調作業している人の安全が確保できなルールは生成しない

(2) Raspberry Piまたは、BeagleBone Black単体で動く

これは、大きなチャレンジです。

そのチャレンジの為に、いくつかの工夫をしますが、

それは、別の機会に説明します。



なぜ、複数のロボットが人工知能の開発に必要なのでしょうか?

極論、一台で良いのでないか?

もちろん1台でもできます。

しかし、最も重要な協調作業をしている人の安全を最優先する事を考えると

一台だけで生成できるルールには限界があります。

従って、複数のロボットによりルール生成が重要になります。

単体だけでのルール

チームとしてのルール

この2つのルール生成機能を開発するために、複数のロボットが必要なのです。

Peace!!

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