2013年12月10日火曜日

How to make wheels of a small 2-wheel robot.

3Dプリンターで部品を作っていますが、今回は車輪の作り方。

車軸を受ける分と、車輪の部分は、求められる性能が違うので、

異なる充填率で出力します。それを組み合わせて車輪を作ります。

(1) Blenderで、デザインして

(2) MakerWareで、3D Printer データ作って、

(3) プリントします。

(4) 加工と組立てをして完成。

一連の手順の紹介です。

3Dプリンターブームの割には、、、

実際にどう使うのか、あまり紹介されていません。

4月1日のマニュアルにも必要なので、記述しておきます。

3D Printerを使いこなすには、設計の知識が必要だと思います。


まずは、出来上がりです。

こういう車輪をつくります。直径は10cmです。

45度単位で中抜きをしています。

Blenderで設計します。

2つに分けているのは、車軸を通す左の部品は、

出力時に100%充填の指定します。全体の厚さは、10mm

これを右の部品の真ん中にはめ込みます。

一方で、右は、軽くするために、40%の充填で作ります。

車輪の厚さは、3㎜です。

右の部品を作るBlenderのオペレーションは、

Boolean機能で抜きます。抜く型を作ってから、

それを45度づつ、r(Rotate), z(z軸固定)、45 の順で入力します。

出力指定が違うので、別々のSTLデータを作成します。

それぞれのデータを別々に処理します。

STLデータ読み込んで、2つ作るのでDuplicateします。

位置は、重ならない程度に使づけます。

軸を受ける部分なので、Infill指定は100%です。

一度、プリントのシミレーションをします。

OKであれば、データを作って、出力します。

出力した2つを組み合わせるために、加工をします。

この時は、上記のようなしっかりしたカッターを使います

通常のカッターでは、刃が折れます。

また、しっかり力が入らなので、危険です。

接着するので、多少、ゆるくてもかまいません。

ABS専用の接着剤を使います。

たっぷり塗ります。


専用接着剤なので、十分な強度を発揮します。

模型売り場などで、売っています。

接着した車輪の真ん中に穴の位置をマーキングします。

真ん中に印ができるように、工夫してください。

直角にドリルで、穴をあけます。

直角に開けることが、重要です。

タミヤのギアーであれば、2.8mmのドリルを使います。
この一連の作業で出来上がりです。

設計は、30分

プリント時間は、2つのパーツを合わせて30分

加工は、15分

Peace!!

0 件のコメント:

コメントを投稿