数学的な考え方が、コンピュータ関連の発展に大きく寄与したことは否定しない。
しかし、今は、違うのではないかと思っている。
最近、いろいろな論文調査をするが、どれも数式で一生懸命説明しようとしている。
しかし、、、、、と思う事が多い。学者でいるためには、必要なのだろうと思っている。
たとへば、私が開発したGISは、オーダN二乗問題を数学的には解決していない。
実社会での数値の意味と、それに基づいた実装で解決している。
結果的には、数学的に表せると思うけど、
発想は、「数学的」ではない。
iPhoneだって、数学的に出てきたわけではない。
これからの、コンピュータソフトの発展を考えた場合は、
開発効率、維持管理、品質管理などを考えた場合、
画期的な手法が必要なのはわけるけど、数学的には出てこない。
イノベーションは、当該領域や、他の領域の知識と経験の蓄積が必要である。
そして、個人の変えたいという思いが、必要だ。
イノベーション = f(知識の構造モデル) ・ g(変革に対する想い)
自分が、活躍したい世界での知識の構造モデルを持っていないと実現できない。
ある意味、成功体験かもしれない。
成功して、初めて見えてくるものは、ものすごく多い。
それは、個々ではなく、世界(モデル)である。
終わってみれば、モデルは数学的には表現できるが、
「あ! これって!!!」は、数学的には、表現できない。
peace
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