現在、企業の組織活動を約3,000のActivityで表現可能としたBusiness Activity基本データベースを作った。
これは、以前、特許出願した技術(企業活動のDB化)を、さらに進化させたものである。
自動プログラムを実現化するためには、ビジネスモデルや、特に、価値創造モデルを記述する必要がある。その際の、基本的なデータとして上記のデータベースを開発した。
もちろん、Activityは、会社の特性により属性の追加が発生する。
しかし、過去数百社の業務プロセス分析(特に、知識創造のプロセス)や、グローバルな全社レベルの業務プロセス分析・デザインを行った経験から、次の教訓を得た。
「人の思考、組織およびルールは、自己存在にこだわり、他との違いを求めて、複雑化する」
単純に言えば、「組織は、自らの生存のために常に自己組織化する。」
そして、「実際に、価値創造を行っている部分は、単純であり、かつ単純であるほど、効果が高い。」
という点を踏まえれば、最小限の追加で済む。
さらに既存のITリソースオブジェクトとの関係情報を格納し、あと、もう一つ大切な情報を格納すれば、その企業ごとの価値創造モデルを含んだビジネスモデルが定義できる。
つまり、プログラムを自動生成するための基本情報が完成する。
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