ところで、Linuix側とWindows側でシームレスな開発環境をつくるためには、
MinGW上のgcc が欠かせない。
なぜなら、Linuxでも、Windowsでも、共通したソフトをつくる、もっとも確かな方法だから。
ところで、いろいろやっていると、さまざまな問題が起こってくる。
原因を調べてみると、ネット上の情報と、MinGWなどのメンテナンスの情報が
ずれていたり、理解されていないから。
それで、結果的に、いろいろ試して、現時点で一番いい方法というか、多分、
これからも変わらないと思う方法。この方法のポイントは、
単にコンパイルするとかではなく、cmakeの活用を前提に置いている事。
cmakeが活用できな環境構築は、今は、駄目でしょう。
下記は、DRY (Don't Repeat Yourself)の為のメモ
Opencvのminigw libraryをつくるためのcmakeの使い方まで含みます。
じつは、ここがむっちゃ苦労したところ。
1.MinGWのインストール(Msys単独のインストールは駄目)
必ず、mingw-get-setup.exe で行うこと。 ダウンロードは、下記のアドレスから。
http://sourceforge.net/projects/mingw/files/
インストール後には、ガイダンスに従ってインストールすればよい。
最小限のインストールだけでいいです。後に、追加のインストールをします。
ただし、Eclipseを使うのであれば、必ず、C:\MinGW にインストールすること。
これで、Msysもちゃんと入ります。別にダウンロードして、入れちゃだめよ!
2.環境設定
pathに、C:\MinGW\bin;C:\MinGW\msys\1.0\bin を設定する。
HOMEに、適当なディレクトリーを設定する。僕の場合は、HOMEに基本的に何も置かないので、
テンポラリー用のドライブDに D:\home と設定している。
あと、D;\home\.profileに設定をします。適当に、自分の環境に合わせてください。
if [ -n "${PS1:-}" ]; then
export PS1="\[\e]0;\w\a\]\n\[\e[35m\]\D{%H%M%S} \[\e[32m\]\u
\[\e[0m\]\n\$ "
fi
umask 22
export LC_ALL=C
export LANGUAGE=en_US.UTF-8
export C_INCLUDE_PATH=/e/opencv/build/include
export CPLUS_INCLUDE_PATH=/e/opencv/build/include
export LIBRARY_PATH=/e/opencv/build/x86/mingw/lib
export PKG_CONFIG_PATH=/e/opencv/build/x86/pkg-config
#ALIAS set
alias ls='ls --color=auto'
alias ll='ls -al'
alias l='ls'
alias h='history 100'
alias cdhttp='cd /var/http'
alias n='cd /home;ls -al --color=auto'
alias rb='cd /f/robot/2W/2w/stereo'
この段階では、windows7以上を使っている場合には、再ログインかrebootをする。
理由は、解るよね。
3.追加ソフトのインストール
(1) mintty
C:\MinGW\msys\1.0\msys.bat を起動して、minttyをインストールする。
mingw-get update
mingw-get install msys-mintty
minttyのショートカットをdesktop上につくって、propertyに機動設定をする。
C:\MinGW\msys\1.0\bin\mintty.exe -tMinGW /bin/bash --login -i
(2) パッケージの update & upgrade
mingw-get update
mingw-get upgrade
なんか、apt-get と同じね。僕は、追加で、次のパッケージを入れました。
mingw-get install msys-coreutils msys-man msys-tar msys-gzip
mingw-get install msys-wget msys-zip msys-unzip msys-vim msys-rsync
mingw-get install msys-openssl msys-openssh
mingw-get install msys-patch msys-diffutils
(4) pkg-config
これは、超大切です。ダウンロードは、下記のURL
http://www.gtk.org/download/win32.php
ダウンロードは、次の3つ。それぞれ、解凍して、C:\MinGW に上書きする。
pkg-config (runtime)、Glib (runtime)、gettext-runtime(Runtime)
4. cmake の インストール
下記から、ダウンロードしてインストールするだけ。
http://www.cmake.org/
5 OpenCv Minigw 用のlibrary作成のためのcmake オペレーション
これで、半日以上ハマった。思い出したくないから、やり方だけ。
http://robot009.blogspot.jp/2013/12/how-to-build-opencv-2472-mingw-on.html
と、下記の事を、合わせて読んでください。
Configure ボタンを押す エラーが発生する。えっ!! |
このpath 変更が、無茶苦茶大事。 これをしないと、minGWのWindowsの実装の問題で、 とんでもないエラーが表示されて、絶望的になる。 pathを変更して、再度Confrereボタンを押す |
もう一回、Configure を押す。 |
で、Generation ボタンだよ |
この後は、OpenCV/Build/x86/mingw で、mingw32-make install だぁ!!!
とっても、精神的に悪いエラーもでて、困ったので、
もう一度まとめなおしました。
Peaceだぁ!!
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