Raspberry Pi がもたらすコトの本質的な意味を、なぜ、みんな考えないのか?
Raspberry Piは、イギリスの小学生や中学生が、試行錯誤しながら、
コンピュータそのものを理解するための、Tool
それに共感する愛を持ったContributorが、すばらしいcommunityで支援をしている。
その環境で、コンピュータを学ぶとともに
「どうしたら、Raspberry Piで、実現できるのだろう?」と思考錯誤して
問題解決法
システム構築法
プロジェクト管理
などを体験的に、学んでいく。
その彼らが、10年後大学生になって、さらに技術者や研究者になっていく。
Rasoberry Pi は、小さなコンピュータではなく、イギリスにおいて、
体系的な人材育成システムになりつつある。そして、それが最大の価値
今回、関西オープンフォーラムで、ブースに来た沢山の情報工学の大学生と話すことができた。
質問などを投げかけて、確認したが、
・コンピュータを使った、問題解決技法
・システム構築技法
・プロジェクト管理
身に付く形で理解されいない。もしくは、教えられていない。
イギリスでは、Raspberry Piの教育システムのなかで、体験的に学ぶ小中学生が
多くなっているのに、、、この差は、どうなるのだろ。。。
極端に言うと、
今の日本のIT業界は、アメリカのコンピュータ製品のI/Fの上で、
単に、アプリケーションを作っているだけ。
I/Fの上のアプリケーション屋が、どれだけ弱いのか、
それは、過去の多くの事例が示している。
そして、アプリケーション屋は、グローバルな視点でみれば、
徐々に、優秀で、コストの安い海外の技術者たちに、置き換えられていくだろう。
僕も、シンガポールでITシステムを日本の1/2から1/3で作った経験を持つ。
Raspberry Piの教育システムで、育った、良質な資質を獲得し
そして、大学では高度な技術をしっかりと学ぶ、イギリスの若者たちは、
アメリカとは違った、活躍をするだろう。
多くの日本の大学は、I/Fの上で仕事する若者を量産している。
その彼らは、10年後、アメリカと、イギリスのI/Fの上で、
わずかな仕事を奪い合って、アプリケーションを作ることになるかもしれない。
日経の田中さんの記事にも指摘されている事と、
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20130723/493403/
上記の事を、合わせて、考えた場合。
何を、考えなければならないか?何をしなければ、ならないか?
明確だ。
Peaceじゃない
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