2013年9月1日日曜日

How to use a MakerBot Replicator 2X (2)

MakerBotのReplicator 2X のマニュアルも最小限の事しか書いていない。

マニュアルは、はっきり言って初めて触る人が理解できるように、書いていない。

自分なり整理の第二弾。

3D Printerのモデリングデータ(.stl)が、できた後の手順と設定を自分なりに整理。



説明のデータは、MakerBotのThingiverseから、ダウンロードした下記のデータです。

It's Miku!   by teamtestbot, published 

このデータを使ったのは、友達がミクが欲しいと言っていたので、

誕生日プレゼントで出力する必要があったから。

基本的な手順は、次の3つ。

手順1 MakerWareで、3D Printerデータ生成

手順2 Riplacator 2Xで出力

手順3 Raft、Supports の除去


手順1
 MakerWareに、STLデータを読み込んで、出力設定をする。


起動して、データを読み込むところまでは、省略します。

画面の「M」ボタンを押下すると、上の設定画面が現れます。

大切な項目は、Raft、Supports、Layer Heightの3つ。

"Raft" と "Supports"を指定しています。

Resolutionという意味とは、まったく関係ない項目。

Raft は、出力する”モノ”を置く、敷物みたいなものを、出力するか、しないかの指定。

下の写真の一番したの平べったいもの。

これが結構大事で、ABSの場合、直接Plateに出力するより、この上に出力した方が良い。

直接Plateに出力すると、Plateの熱により剥がれたりして、悲惨なことになる。

僕は、経験上(4日だけど)、必ず指定している。Plateが冷めてから、Raftを摘まんで

少しづつ出力した”モノ”をはがしながら、取り出す

出力直後は、Plateに密着している。冷めてから、丁寧に剥がす。

Supports は、Plateと、出力する”モノ”の間に支持する部分をソフトで生成するときに設定する。

下の写真は、出力するデータを横からみもの。

この場合、Plateに接しているのは、右下のみである。

下から、3D Printしたときに、左部分が作成できなし、全体が出力する前に、倒れてしまう。

そうならないように左したに支持する部分を作らないとならない。

もちろん、モデリング時点で作ることも可能であるが、

そんなことをするより、Supportsで指定すれば自動的に作ってくれるので、手間がかからない。

また、モデリングも本来のデータだけで済む。

MakerWareの画面。よくできたソフトウェア
このような、ソフトウェア含めて、MakerBotのノウハウは、他のメーカには無いと思う
もちろん、ピラミッドのような、底面がPlate全体に接するものは、必要ない。

この2点が、マニュアルには書いていないが、実際の出力をするときには大切な事。

Layer Heightは、ヘッドから射出するABSの厚さ。この厚さが、薄ければ表面はなめらになり。

値が大きければ、表面は段差が付くようになる。下の写真では、判別しにくいかもしれないが、

下の写真は、上の写真のLayer Heightの、2倍の値で指定しているので、顔のひだが少ない。

つまり、荒い。

時間も、ほぼ2倍かかる。従って、0.1mmと、0.2mmと、フィギュアなどの時に使うくらいか、

その方が、着色前の表面の研磨が楽になると思う。

ロボットの部品は、比較的直線も多く、大きいので0.4mm以上で良いのではないかと思う。

ただし、強度の関係があるので、そこま経験的にノウハウを蓄積する必要がある。

Layer Height  0.2mm     出力2時間
Layer Height 0.4mm    出力1時間

これ以外の項目は、大体わかるし、変更する必要もない。

私は最初に、この3つを理解していなかったので、2日間試行錯誤した。

手順2 Replicator 2X で出力

これは、もう単純で、MakerWareが作成した、4データをSDカードにいれて出力指示するだけ。

ただし、出力の最初3分から5分くらいは、見ていた方が良い。おかしかったら、cancelする。

手順3 Raft、Supports の除去

ABSの場合には、Plateが110度に加熱されているので、冷めるのをまってPlateから

丁寧に剥がす。その後は、以下の写真を参照して、Raft、Supportを取り除いて下さい。

よく切れる道具を使ってください。


Raft と、 supports が付いている
垂れ下がっているように見えるのが、 supports
Raft (right)
supports を取り除く
とりあえず、こんな感じ、
着色するためには、研磨する必要がある。
Peace!!

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