こういうことは、単純に考えるべきだ。
大学卒業者(農学部以外)の就職先に実際に農業生産をしている団体、法人が対象になること。
具体的には、最低でも GDP比に見合った人数の、経済学部や商学部の卒業生を受け入れられる事。
この指標が、満たせれば農業は、産業として評価される。と考える。
現代において、
大学生が、就職候補としないような、産業は、産業ではない。(極端だけど、、、)
でも、これからの時代は、それぐらいの極端な認識が必要だと思う。
なぜ、新卒者が重要なのか?
単純だ!魅力のない産業には、人(人材)は集まらない。
人材が集まらない産業には、イノベーションが起こらず、また、継続性がない。
継続性がなければ、産業ではない。
農業の問題は、次の4つに主役できるが、この4つが解決できない限り、産業としては自立できない
・労働生産性が圧倒的に低い
・生産コストが高く、収益率が低い
・現場や地域に、ビジネス創造可能な人材が育っていない
・稲作が中核だという、誤解
上記の4つが解決できないと、大卒が就職したいと考える産業にはならない。
別に、産業にする必要がないというのであれば、
産業化を前提にしない、「農業」にするべきである。
補助金も削減し、他の産業で雇用を生み出す地域振興に、投資するべきだ。
農業”外”の雇用を創出し、農地保全のための兼業化維持に移行する必要がある。
昔から言われる、漠然としてしか定義されない、「公益的機能」という言葉に、甘えることをやめるべきだ。
実際に農業をしてみると、農作業のうち、特に定常的な作業の8割は、ロボットで代替可能である。
低コストの実用的なロボットを開発すれば、労働生産性は一気に高まる。
そもそも、削減する前に、現在の農業の主要な担い手の引退がまじかに迫っている。
労働力が減るだけでなく、耕作放棄される農地もこれまで以上の割合で増え続ける。
逆に考えれば、実用可能なロボットがあれば、労働生産性向上を前提にした、安価な投資の規模拡大、収益向上を果たすことが可能となる。つまり、新たなビジネスチャンスの到来である。
もちろん、安価な外国人労働者の活用という手もあるが、それはすべきでない。
生産者が減る環境下で、ロボットで、低コストな、露地の無農薬・減農薬の野菜生産が現実的になれば、それは企業レベルの活動が必然的に発生してくる。
そうなれば、さまざまな地域で、継続的な企業活動のために、人材が必要になる。経営、営業などの部門が必要になる。
したがって、上記の指標が意味を持つ。
そして、彼らにも、全世界を対象にした強大な市場に対してのビジネスモデルが必然的に見えてくる。
僕は、そのために、ロボットやシステムをつくり、露地での低コストな、無農薬・減農薬の野菜生産メソッドを開発する。
補助金や、これまでの延長には、未来はない。
技術で、イノベーションを起こす。それが、僕の生き方。
今、僕には、進んでいる実感がある。
Peace!
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