あくまでも、僕の場合
風の歌を聞け
1973年のピンボール
羊をめぐる冒険
初期の3部作。特に上の2作を読んだ時は、自分の中の「本当はこうしたいんだ」と思っている、もう1人の自分と出会った様で吸い込まれる様に、その本の空間に入り混んだ
羊をめぐる冒険は、ピンクの羊が大学時代に付き合っていた、新宿の文化服装学院でデザイナーを目指していた、とんがったちょっと変わった彼女と重なり、もう1人の自分ではなく、その彼女と本の空間の中でデートしているようだった。
その後の作品も、ノルウェーの森までは、作品の空間を共有できた。村上春樹の作品の空間で、現実社会で生きざるおえない自分の中から、本当らしい’僕’が羽を伸ばせる解放感を楽しんでいた。
村上春樹に興味を持ち、彼が好きだという作家の本も読んだ
トルーマン・カポーティ
スコット・フィッツジェラルド
カポーティ、フィッツジェラルドの作品もそれぞれの空間が好きになり、特に彼の空間にある狂気が、自分の隠れていた’僕’の狂気のようで、のめり込んでしまった。
そして、サリンジャー
もちろん、「ライ麦畑でつかまえて」は、読んでいたし、俗世と離れて生活している事も知っていた。
そして
Franny and Zooey
知ってしまった。
バナナボートで、俗世から離れたしまったサリンジャーを、
Frannyのように追う彼の姿を。。。
あとは、少しづつ、続けます。。。
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