2013年11月14日木曜日

知の創造とマネジメントから見た 「成長する組織、成長できない組織」 その違いは?



2000年、当時は、ナレッジマネジメントというのが流行っていた。

僕のいた会社も、「ナレッジマネジメントは、情報共有から」と、

言って文書管理ツールを売ってた。

でも、違うよなぁ。。。

で、慶応や一橋の教授にも相談したり、本や資料を読んで、で当たったのが、

知識転換の経営学」、神戸大学の、原田勉さんが書かれた本。

そして、その元になった、

Allen, Thomas. J.

 (1977) Managing the flow of technology, The MIT Press.

日本語訳の本あるけど、直訳だから、原文の方がいい。

両方とも、実証研究なので、良い研究だし、Allenの研究は、ある意味原点、

今でも、その系統の研究をしている人がいるけど、一人のTさんを除いて、

バージョンアップというよりは、マイナーチェンジレベルの研究。

で、それをビジネス化できないかって、やったのが、上のイメージ。

点は、人。人と人の繋がりが線。

左は、人と人がつながっていない。

中は、中央集権的、役所とか、銀行。

右は、最も業績の良い組織。

簡単な絵なんだけど、結果的に、約10,000人を対象にして調査をした。

かなりDeepな調査。たぶん、この手の研究者でも、そんな人数を対象に、

他業種にわたって、同じ、調査をした例はない。

だから、コーディネートしてくれた人がいて、

MITと共同研究をすることになった。

このイメージの良いことは、見た人が同意できること。

このイメージに反論する人はあった事ない。

だから、見た経営者は、自分の組織を知りたくなる。

はっきりいって、一般的な絵だけど、僕が調査した結果からのノウハウや

その経営者の雰囲気や、予め分析しておいた、その企業の情報と併せて

話すと、魔法の絵になる。「うちの組織も分析してくれ!」

それで、沢山の組織を分析できたし、改善もしてきた。

だから、僕は、世の中にある、全ての組織の個々の

知の創造とマネジメントの状態を、この3つの絵と、僕のノウハウで説明できる。

そして、イノベーションはマネジメントできると、、

たとえ、一人の組織でも、、、

で、これは、日本だけでなく、J-SOXに対応したグローバルな内部統制構築の

プログラムマネジメントしたとき、20数各国の組織を分析したけど、同じように説明できた。

(この場合のプログラムとは、プロジェクトの集合体、USでは良くつかうけどね)

アメリカも、フィリピンズも、中国も、、、

そして、人事部と一緒に実験もしたことある。

たぶん、僕は、10年以内には、消えるんだと思う。

そしたら、僕の蓄積した知識も、消える。

でも、これから先、このような調査はできないだろう。

ふと、そんなことを考えると、ね、、、なんか、もったいないね。

でも、たまに論文検索して、Allenの事を言って、私の研究は、Allenに対して、xxxxなんて

言っている、若手の研究者の論文を見たりすると、正直に言って、ダサいなぁ と思う。

最初にする人間のすごさを、知らないのね。

それに、ちっぽけなデータ数で、何言えるの?



なんか、まとまらない話で、すみません。

でも、僕は、たぶん、10年後に、この世にいない。

だって、さぁ、医者に20代でいわれた。「君は、40才まで、生きれない」

40歳過ぎて、十数年、、、、、

いろいろ、準備を始めないとね。

ノウハウ、欲しい人いたら、言ってね。守秘義務に関わる以外は、あげる。

//EOM

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