2013年10月17日木曜日

Arch Linux or Debian Wheezy?

Sorry, Japanese.

ここ数日の、BeagleBone Blackで、センサーを扱うための苦闘のなかで、感じた事。



システムを開発する視点でいえば、圧倒的にArchLiinuxを使うべきだと思う。


理由は、

1) システム全体が、統一されており、運用と管理工数が最少化できる

2) 開発するシステムに必要な最小限のOSを構成できるため生産性UP



これは、Arch Linuxの A simple, lightweight distribution のポリシーによるもの。

それが、ほぼ貫徹されている。

また、メジャーな開発用ライブラリーも、ビルドされている状態でダウンロードできる

そして、卓越しているのはライブラリー管理ツールのpacmanである。

これこそが、ArchLinuxのSimpleの神髄であると思う。

また、ArchLinuxに関する情報も、充実している。

上記の事により、OS運用上の管理工数が、Debian比べて大幅に削減できる。


Debianは、何を目指しているのか、分からなくなっていると思う。Ubuntuのベースシステムか?

それとも、、、目指す方向が見えない。

従って、管理の系のコマンドが統一されていないなどの、

自己崩壊と思える状況になっているように思う。たとへば、update-rc.d の引数定義の順番、

そしてresolvconfなどの考え方など、大事な事は何なのか?不明な事が多い。

こういう迷路が分からない人は、管理者になってはいけないのよ、、、とでもいうのか?

でも、そんな管理重視の使い方するなら、RedHat系を使うと思うけど、、、

ネットで検索しても、さまざまな解釈があり、どうなっているのだろうと、思うことがある。

たとえば、 eth0 と wlanxのIPのstatic指定方法など、どれを参照したらよいのか、

迷う状態になると思う。


システムとは、統一された思想で、構造的に組立てられたものである。

その視点でみると、Debianには、多くの疑問が発生する。


最後に、一見、ArchLinuxは、上級者のOSのように考えられがちであるが、

実際は、統一されたSimpleなシステムであり、また、ユーザが余分な時間を使わなくて済む

数々の工夫が実装されているので、高校生以上のユーザが最初に取り組むOSとして、

向いているのではないかと、考える。

混乱したシステムではなく、Simpleな統一された思想のシステムが、初学者にとってどれだけ

多くのメリットをもたらすかは、説明するまでもない。


Peace!!

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