2013年3月27日水曜日

会社設立 定款電子認証を自分でやってみた。

定款の電子認証を自分でやってみました。
(2)のカード読取り機が、Windowsしか対応していないので、
下記は、全部Windowsです。

準備

(1)役場で、公的個人認証が可能となる、住民基本台帳カードを作る。30分位の時間と、1000円必要
(2)カード読取り装置を、家電店で買う。ドライバーをインストール。2500円位
(3)http://www.jpki.go.jp/ からクライアントソフトをダウンロードしてインストール

ここまでが、第一段階。
この段階で、各種(e-Taxなど、、)の電子認証ソフト上で、公的個人認証の機能が使える様になる。つまり、このクライアントソフトが無いと、公的個人認証が出来ない。
個々までは、汎用的な公的個人認証機能の費用です。
何となく、うれしくなりました。 (^_^)


(4)定款を作成する。
・日本公証人連合会や、法務省のサンプルを利用して作成する。
・公証役場に電話をかけて、手順を確認する。
・指示に従って、定款を送って、確認をして頂く。私は、FAXで送りました。
・いつ認証を受けるか調整する。
・PDFにする。
多分、この時に、司法書士ですか?と聞かれて、いいえと答えると、
いろいろ質問されても、困ります。自分でやって下さいと言われる。(間接的に)

公証人から、OKがでた定款を電子認証をする為の手順

Adobe Acrobat用のプラグインのインストール
(5)法務省>オンライン申請>ダウンロード>申請用総合ソフト>PDF署名プラグインのダウンロード  で、ダウンロードしてインストール。

この段階で、法務省用の公的個人認証が、Adobe Acrobatで可能になる。
私は、Adobe Acrobat Version 8.3.1
Acrobat上で署名をすると、署名後のPDFデータの保存の処理が行われる。
保存後、基本設定が「その署名後のPDFデータを開く」なので、
エラーパネルが開いて、検証機能がないxxxxのメッセージが出る。
これは、ダウンロードしたプラグインに検証機能がないためで、
正常なメッセージ。マニュアルにも書いてあるが、これでなやんでしまった。
心配なら、そのメッセージで検索すれば、ちゃんと理由が出てくる。

(6)法務省>オンライン申請>ダウンロード>申請用総合ソフト>申請用総合ソフト をダウンロードしてインストール。

この後、申請プログラムの操作になります。

ここからは、法務省のコールセンターに電話をかけて、手順の説明を聞いた方が良いです。大変親切に教えてくれます。本当に、親切です。
マニュアル読むより、断然早くて、解りやすい。
逆に言うと、マニュアルは、利用者の事を考えていないので、
理解に、すご〜く時間がかかる。

審査中の表示になったら、公証人に電話をして知らせる。

(7)事前に打ち合わせた日に、本人が確認できる書類(免許証など)と、USBメモリーを持って行く。
20分位待つと、お願いした部数の謄本と、データの入ったUSBを返却してもらえる。
約52、000円位(謄本のページ数で端数が変わる)を支払って終了。

これで、印紙代40、000円が省ける。
自分で、やる価値は充分あると思います。

定款の電子認証は、終わってみれば、あっけなかった。
ただ、上記の流れの基本的な知識がない人だと、大変かもしれない。
例えば、電子認証とは?、とか、Acrobatで署名??などの人。
その人は、専門の方に、お願いした方が良いと思います。

peace!

0 件のコメント:

コメントを投稿